8月6日は広島に、9日は長崎に原爆が投下され、そして8月15日は終戦の日です。

私の父方の祖母と叔父は3月10日の東京大空襲で亡くなりました。

その日、父は祖母たちと逃げるときにはぐれてしまい、奇跡的に助かったそうで、「一緒に逃げていたら祖母たちと死んでしまっただろうから、お前はいなかったかもしれない」と幼い頃からよく聞かされていました。

その父も今は認知症で戦争の体験は語れません。

戦後69年が経過し、被爆者を含め、戦争体験者が減少してきた今、戦争の悲惨さを語り継ぐ術を考えなければと思います。

八千代市でも空襲があったことをご存知の方がどの位いらっしゃるでしょうか。

米本地区にB-29から爆弾が落とされたそうです。

それも狙って落とされたのではなく、東京に落とせずに残った爆弾を基地に帰る際に落としたのだそうであり、犠牲になられた方々に対して、同じ八千代市民としてご冥福を祈らずにはいられません。

このことは、本にも残されていますが、一人でも多くの八千代市民の方に語り継いでいくことを心に誓う8月15日でした。