八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ:インフラ整備 > より良い公共施設づくり

先日のブログで、都市公園を団体スポーツ利用するための手続きを簡略化し、利用者の負担を減らす取り組みを進めると申し上げました。
今回は、令和元年度に公民館でも登録サークル活動に支障をきたすような状況があり、改善するに至った経緯がありましたのでお話したいと思います。
ご参照/
都市公園での団体スポーツ利用の手続きについて(2021年03月04日)

登録サークルの利用手続き簡素化
八千代市の公民館は、現在5人以上の市内団体であれば、学習や集会の場として無料で施設を借りられることになっています。その際、公民館の予約や抽選申し込みなどの手続きは、パソコンや携帯電話などから「八千代市施設予約システム」にアクセスして行われています。
実際に利用する際には、予約した公民館に「施設利用申請書」を提出するという流れになっています。

ただし、一年間継続して活動し、且つ活動状況に問題がないことを認められた「登録サークル」については、一年分の予約を行い、その先行予約の決定のみで利用することが可能でした。
しかし、平成31年4月1日から『公民館管理規則に則り、利用日ごとに「施設利用申請書」を提出することに改める』と公民館側から利用者へ通知がなされたのです。
言い換えれば、予約した日程はあくまで「仮予約」扱いとされ、毎回公民館へ出向いて確定の許可申請手続きを行わなければならないという手間が発生したということになります。

これに対し、市内の各公民館サークル連絡会から
①今まで何のトラブルもなかった公民館設立以来の利用慣習をないがしろにしている
②年間24回の新たな「施設利用申請書」を書かねばならないのは事務の手間、紙のムダにつながる
といった不満の声が上がりました。

登録サークルとして認められるには、一年間を通して活動の状況を確認され、
講師への謝礼金が適切かどうか?
メンバーは八千代市民が適正な割合で所属しているか?
正しく活動がなされているか?
営利目的な活動がなされていないか?
といったチェックをクリアしなければなりませんし、継続申請で年1回きちんと確認もなされるので、単発利用者とは切り分けて利用者の負担軽減を図る必要があると判断しました。

そこで、「公民館管理規則」の内容を変更することを促し、公民館へ改善を求めました。
規約変更に1年かかってしまいましたので、その間サークル利用者の皆さんにはご負担をお掛けしてしまいましたが、令和2年度からは毎回申請書を提出する必要がなくなりました。
利用者の皆さんからも安堵の声が聞かれましたので、ホッとしております。

施設利用料の有料化ストップ
公民館をどなたでもご利用いただける市民サービスの一環とするために、市長判断で「施設利用料の有料化」の方針を取り下げました。
実は、公民館を含む公共施設使用料の有料化については、「八千代市第2次行財政改革大綱 後期基本計画」(平成28年度~令和2年度)の中で検討が進められておりました。
これは健全な財政運営のために※受益者負担の適正化を図ることが目的です。

※受益者負担

実際にサービスを利用する方には使用料などを徴収し、運営にかかるコストの財源として充てるという考えです。

しかし、各公民館が置かれた状況(老朽化の進度、規模、施設備品など)はさまざまであり、真に適正な「受益者負担」を設定することは難しい状況です。
そもそも、公民館ではあくまで自由な市民活動をサポートする場であり、収益につながるイベントは文化センター等の有料施設を利用することになっていますので、施設の設置目的や役割を鑑み「受益者負担の考え方」自体が適切ではないのではないか?という懸念もあります(無料で誰でも利用できる図書館や博物館などと同じ立ち位置という考えです)。
そもそも、有料化することによって、逆に利用者が減ることによるデメリットが大きいという見解もありました。

この件については行政としてはほぼ有料化が既定路線になっていましたが、公民館運営審議会や八千代市公民館サークル連絡会、また行財政改革に関わってくださる市民委員の皆さんの声などを踏まえ、最終的には「有料化は見送り、施設使用料の無料化を継続する」という市長判断とさせていただきました。
近隣市では施設使用料がかかるケースがほとんどですが、私が市長である間はこの方針は維持しますので、有料化はいたしません。

新型コロナウイルスの感染拡大により、なかなか公民館を活用いただける機会が少なくなってしまっておりますが、皆さんの心身の健康増進のため、ぜひ引き続きお気軽に公民館を利用していただければと思います。

参考/
八千代市の公民館
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/town/category00000142.html

私のツイッターに、「村上グラウンドやスポーツの杜といった公共施設を利用する場合に、インターネットでの申し込みや、許可書を電子化することが出来ないか?」といった内容のコメントをお寄せいただきました。


八千代市には、「八千代市施設予約システム」というものがあります。
ご自宅のパソコンやスマートフォンなどからインターネットを利用して、市内のスポーツ・文化施設の抽選や予約の申込み、空き状況の確認ができるシステムです。
こちらがあれば、コメントのような問題は発生しないのでは?とお思いになるかもしれませんが、村上グラウンドやスポーツの杜などの一部施設には適用されていないのです。

都市公園を団体スポーツ(少年野球、グランドゴルフなど)で利用する場合は
①電話予約
②「八千代市都市公園内行為許可申請」の提出
③許可書の受け取り
④許可書を持参し、予約した施設を使用する
といった手続きを行う必要があり、②と③は、八千代市役所の公園緑地課窓口か、各支所、指定管理事務所(総合運動公園内)に行かなければなりません。

予約システムの適用外となっている理由は、有料公園施設(利用者への費用負担アリ)ではない、ということが挙げられます。
この施設予約システムは、八千代市独自のものではありません。
千葉県、千葉市、習志野市、佐倉市、白井市、成田市など複数の自治体との共同利用システムであり、利用負担金を県に支払って利用しています。そのため、無料施設にまで利用負担金を捻出してシステムを導入することが適当であるのか?という点から適用を見送った経緯があります。

ほかにも、グランドゴルフなど高齢者が主となって活動する団体も多く、パソコンやスマホ操作に対応できるのかといった懸念もあり、予約システムの導入については慎重に検討する必要があるため、現時点では導入に至っておりません。
(ご参考/予約システムが利用可能な施設)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/23500/page000019.html

とはいえ、コロナ禍において、感染予防対策を進めるためにも人との接触機会を極力減らすことが必要であり、そもそも手続き上の利用者への負担がやはり大きいと感じております。
そこで、令和3年4月1日から、都市公園(有料公園施設を除く)における団体スポーツの利用方法を簡素化することといたしました。
①年度1回の団体登録手続き
②電話予約
に変更する予定です。

※詳細を、令和3年3月15日に市ホームページで掲載しました。
都市公園の団体スポーツ利用(市ホームページ)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page000087.html

都市公園内行為(団体利用等)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page000085.html

この変更によって、利用の都度、市役所等まで申請書を提出したり受け取りに行くといった手続きが無くなるため利用者の事務的な負担を軽減することができるうえ、新型コロナウイルスの感染予防にもつながるものと考えております。

ただし、県内の多くのチームが集まる大会等(人が集まる場合)に利用する場合については、これまで同様に
①電話予約
②都市公園内行為許可申請
③許可書の受け取り
の手続きは残す方向です。

今後、こうした無料施設にも「八千代市施設予約システム」を導入するかどうかについては、この変更を踏まえて令和3年度の状況を見つつ、引き続き検討してまいります。

ご参考/
八千代市施設予約システム
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/town/category00000523.html

今回は、昨年2019年4月から駐車料金が「入庫後1時間まで無料」とすることが出来た八千代広域公園駐車場についてお話します。
あれから1年間で、利用状況にどの程度変化があったのでしょうか?

写真2_車と駐車場

最近八千代市へお越しになった方にご説明しますと、TRC八千代中央図書館や陸上競技場に隣接する駐車場は、平成27年(2015年)オープン当初から「4時間ごとに300円」の料金がかかっており、「施設が利用しにくい!」と市民の皆さんから多くの声を頂いていました。
それにも関わらず対応できなかったのは、この駐車場を含む新川両岸一帯が「県立公園」であることに原因がありました。県が管理しているため、駐車料金は市の財源にはならず県の収益となります。県立公園の駐車場は、他市と不公平感が出ないように「県内一律の料金設定」となっており、変更することが難しいとされていたのです。
実際、「八千代市だけ値下げしたり、時間の区切り方などを含めた料金体系を変更することができない」と県から回答されており、2017年4月のブログ記事でも詳しくお話しています。

「中央図書館の駐車場利用料金について」(2017年04月19日ブログ)


実現は厳しいとされてきた県立公園駐車場の料金見直しですが、それでもどうにか市民の皆さんに利用しやすい条件にならないかと、市長就任後も模索しておりました。千葉県からは、「年間3千万円程度かかる園内全体の施設管理を市側で行うのであれば、料金設定の変更を認める」との話もあったのですが、それでは市の費用負担が大きすぎるので現実的ではありません。
しかしながら、県の幹部職員だった前副市長※の熱心な働きかけにより、駐車場と外トイレ施設の「部分管理」が認められることとなり、昨年4月から「入庫後1時間無料」という料金設定の変更を、ようやく実現することが出来ました。
※補足
前副市長は、私が市長就任後すぐに選任し県から来ていただいた方です。副市長は4年間空席だったので、就任後すぐに森田県知事に適任者のリストアップを依頼。面接を経て財政のことや東葉高速の合併などを進める上で知識に明るい伊勢田氏を選任しました。


さて、料金体系を変更したことで、実際にはどの程度利用者に変化があったのでしょうか?
無料化前の「平成30年度」と、無料化後の「平成31年度(令和元年度)」における、各月の利用台数で比較してみました。
駐車場台数比較
この比較結果から、年度合計では2倍以上の伸びが確認できました。
ただ、令和元年度の3月分については、新型コロナウイルスの影響から利用台数が減少しているため、影響を受けていなければもう少し伸びていたとの見通しです。

また、以前はロータリーの路駐が問題になっていましたが、この「1時間無料」の運用を始めて以降、状況は大幅に改善されました。現在も皆無ではありませんが、主にブックポストへの返却のために一時的に駐車する方がいらっしゃる程度で、基本的には皆さん駐車場をご利用頂けているとの報告を受けています。

収束の目処が立たない新型コロナウイルスですが、中央図書館も対策をしながら少しずつ利用を緩和しています。一日も早く通常に戻り、多くの方に気軽に利用していただければと考えています。

(参考)
八千代広域公園|県立都市公園(県ホームページ)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kouen/toshikouen/guidemap/yachiyo.html

県立八千代広域公園駐車場(市ホームページ)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page100033.html

本日『中央図書館の駐車場利用料金』についてご質問をいただきました。内容は「中央図書館の駐車場は4時間300円の設定で大変使いにくいです。どうにかならないのでしょうか??」ということでした。こちらの問題も市民の皆様の関心が強いことですので、その際お答えした内容を記事にさせて頂きます。


中央図書館の駐車場は県営のため料金は変えられませんが、「料金に見合う公園」に整備できる可能性が、まだ残されています。
駐車場を含む新川両岸一帯は、千葉県に14か所ある県立公園のひとつ「八千代広域」です。駐車料金は市の財源にはならず、県の収益となっています。不公平感がでないように、県内一律の料金設定であるため、八千代市だけ値下げしたり、時間の区切り方などを含めた料金体系を変更することができません。その代わり、園内の整備は全て県が負担しているほか、中央図書館や陸上競技場は千葉県から無償で土地を借りて建てています。とは言え、現状では八千代広域公園の大半は整備が進んでいないため、4時間300円の駐車料金に見合った公園にはほど遠く、せっかくの施設も活用しきれていません。
実は、4年前から現市長が市民を集めて「どのような公園に整備したいか」というワークショップを何度も重ねているのですが、県の担当者を同席させていないため机上の空論で終わっています。
私であれば、県議経験を活かして実行力のある県の担当者と協力し、公園整備」を一日も早く実現できるよう推し進めることが出来ます。
まだ計画が固まっていない今ならば、市民の皆さんが「一日滞在したい‼」と思えるような提案を県に投げかけることが可能です。ドッグラン・ジョギング・サイクリングコース・スケートボードができるコースの整備など、他市の成功例(注)を参考に、より魅力的なスポットへと成長させられるチャンスを生かします。

(注)
印西市「千葉県立北総花の丘公園」のドッグランは、一般財団法人「千葉県まちづくり公社」に建設・管理を委託しており、千葉県も印西市も一切の費用を負担していません。毎年遠方からも多く集まる「ワンワンフェスタ」でお馴染みです。

8月22日の新聞各紙に八千代市に建設予定であった、第2斎場が、4市複合事務組合議会で中止とする提案が、同意された旨の報道がありました。

私は何人かの議員の方から、8月1日の議員説明会で、同趣旨の説明を秋葉市長から受けた事、その説明に対し数多くの議員から異論が出たことを聞いていました。

この件については、2000年8月より検討がなされ、2007年に正式に八千代市が誘致意向を提示しましたが、水面下で八千代市が手を挙げていたことを知っていましたし、多くの八千代市民が第2斎場が八千代市にできるものだと信じていたと思います。

希少種野鳥の営巣のために、桑橋の地に第2斎場の建設が不可能になったことは理解できますが、そのことで、八千代市が自ら挙げた手を降ろすのには理解できません。八千代市内に代替地は必ずあったはずです。
手を降ろした秋葉市長の判断の根拠は何だったのでしょうか。

その判断の是非については、9月定例市議会での議論で明らかになるものと思いますが、私を含め第2斎場が八千代市にできるのを期待していた市民に対し、納得できる判断根拠を示してもらいたいものです。

八千代市にできようが、他市にできようが、八千代市の負担は同じなのだから、八千代市民の利便性はもちろん、雇用の場の提供をもたらす第2斎場は八千代市に建設されるべきだと強く考えます。

↑このページのトップヘ