10月10日に臨時議会が開かれました。
これは、八千代市始まって以来、初めて市長の再議権を行使しての臨時議会として、新聞等でも取り上げられていました。

ところで、市長の「再議権」ってご存知ですか?

「再議権」とは、国会にはない地方議会独特の制度であり、俗に言う「長の拒否権」と言われています。
市長が議会の議決が気にくわない場合、議長から議決の通知が来た日から10日以内に、再議の要求ができます。ただし、出席議員の過半数ではなく、3分の2以上の賛成が必要になり、ハードルをあげることになります。(『全訂 新しい議案の見方・考え方』より引用)

9月定例議会で23対6で否決された議案は、10月臨時議会では、3分の2の賛成どころか、24対6で否決されました。

何のための議会だったのでしょうか(税金を使って)。