八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ: 八千代市政

防災対策について(その3)

昨日、午後3時から、北東自治会館で行われた『八千代1号幹線沿いの浸水と水位警報装置に係る説明会』に出席してきました。
私は傍聴者の立場ですので、質疑も意見も述べませんでしたが、納得できない点についてお話ししようと思います。
その第1点目は、市の災害対策本部は10月17日の午後4時に設置されましたが、実は10月15日の午後4時に市長と職員の協議で10か所の避難所が決定され、5時15分には、125名からなる臨時配備体制をとっていました。この一連の動きは、尋常ではない災害対策であり、この時点で災害対策本部を立ち上げるべきだと思いました。災害対策本部は、災害を最小限に抑え込む為のものであって、災害発生前に設置すべきであります。17日午後4時に設置したのは、続々入ってくる深刻な被害情報を受け、あわてて設置したのではないでしょうか。(対策本部長は秋葉市長)

第2点目は、先ほども言いましたが、15日の午後4時の時点で10か所もの避難所を設定(尋常でない災害を予測)したにもかかわらず、午後8時10分の広報車による周知内容は、「尋常でない災害が予測されますので十分気をつけてください。なお・・・・が避難所として指定しましたので・・・・・・・」ではなく、「台風26号が接近しております。不用な外出を避け、低い土地の浸水や水路の増水に注意して下さい。」と危機管理意識に欠ける内容でした。

さらに午前4時40分に1号幹線の水位が警戒水位(道路面から1メートル下)に達しています。
この時点で水位警報装置が作動していないことがわかったはずです。(警報装置は水位が140センチメートル下になった時点で作動)その後5時の時点で水位は道路面から40センチメートル下、5時30分には1号幹線が満水となり、地域で氾濫が発生しました。

4時40分時点でサイレンが鳴らないことがわかった以上、広報車や防災無線等を使っての周知をするべきだったと思います。(家財道具を2階に移したり、車を移動することができた)また、対策本部設置の遅れについて秋葉市長の「対策本部なものは立ち上げて対応しました。」という発言も責任逃れにしか聞こえませんでした。適切に対応していたのなら何も17日に設置する必要はなかったということになります。
大島町の教訓が全然生きていなったと言わざるを得ません。

防災対策について(その2)

10月18日に防災対策についてブログを書きました。その内容は以下の通りです。
http://blog.livedoor.jp/hattoritomonori/article/380562138.html

その後対策本部が立ち上がったのは、10月17日の午後4時であったことが判明し、災害発生時には、何の手も打たれていなかったとのこと、本当に信じられません。
その為か、今日10日に大和田小板橋地区、17日には八千代台北16丁目地区の皆さんに対し、市が住民説明会を行うそうです。一体どんな説明がなされるのでしょうか。

両日の説明会の内容が分かりましたら、また改めてブログをお書きします。

私は子どもの頃から動物が好きで、犬と鳩を飼っていました。
鳩は一番多いときで30羽いて、レースにも出場させていました。
今は柴犬(愛犬ハチ)を飼っています。

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▲ 愛犬ハチと

毎年数多くの犬や猫が、殺処分されるのを憂いて『自民党動物愛護議員連盟」に所属する傍ら、
富里市にある動物愛護センターを独自に視察し、殺処分を減少させる為の取り組み等を調査した上で、
平成21年12月定例県議会で一般質問をした経緯があります。

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6月定例県議会で動物愛護条例を目指すべきとの請願の可決を受け、9月定例県議会での質問に答え、
前向きに検討する旨の答弁があり、来年度制定に向け大きく前進した模様です。

条例制定に向け、飼い主とペット業者の双方のモラル向上を実現し、殺処分0の八千代市、千葉県を目指したいですね。

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10月23日付けで、国の原子力災害対策本部長(内閣総理大臣 安倍晋三)から八千代市を含む5市町村で産出される、たけのこの出荷制限を解除する旨の指導があり、県は同日付けで関係省に通知しました。

とは言え、当然、解除後の検査(市町ごとに検体以上の出荷前検査を行い、基準値以下であることを確認)は行われますが、来年は安心してたけのこを食べることができますね。

昨日の夕方、ある民生委員の方とお話をしていて、
市内の都市雨水路周辺で大変な溢水が発生しているという話を聞き、今日現地に行ってきました。

ほとんどのお宅が床上浸水となり、ひどいところは胸まで水がくる程だったようです。
住民の皆さんが口々にしていたことに、
雨水路が溢水する可能性がある段階で「なぜもっと早く広報してくれなかったのだろうか」。
その場合は、高台にあるドラッグストアの駐車場に車を一時避難させることができたそうです。

行政の責務の第一義は、市民の生命と財産の保全です。
市の対策本部と(独立法人)水資源機構とはどんな連絡を取り合っていたのでしょうか。

来週にも、台風27号が26号と同じようなルートで来襲するのではないかという報道があり、
とても心配です。

天災は避けられませんが、
人災は起こしてはならないという八千代市の防災対策を強く求めたいと思います。

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