八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ: 子育て支援

先日、Twitterに「八千代緑が丘に新しい中学校建設をしないのか?」というご質問を頂きました。今回はこの点についてお話したいと思います。
 
近年、八千代緑が丘駅前に多くのマンションが立ち並び、緑が丘西の開発が進む中でも沢山のファミリー世帯がお住まいになられています。
平成22年(2010年)にはみどりが丘小学校が開校していますし、同じように私も「この地区には中学校が足りないのではないか?」という懸念を抱いておりましたから、市長就任後すぐに市教育委員会に話をしました。
その際、「この地域の生徒数に対して、中学校が足りるのかどうか?」について、今後の推移とピーク時での受け入れ人数の状況について調査した結果、市教育委員会の試算によれば「既存の中学校2校でカバー出来る」という結果に至りました。

この2校とは、「高津中学校」と「睦中学校」です。
高津中学校には、高津小・西高津小・新木戸小の子ども達に加え、みどりが丘小の学区から約半分の子ども達が進学します。また、睦中学校には睦小とみどりが丘小の残り半分の学区の子ども達が進学することになっています。
しかしながら、新木戸小・みどりが丘小はどちらも私立中学校などへ進学するケースが多く、小学校児童数がそのまま中学校生徒数とならず、結果的に既存の中学校2校でも十分対応できているのが現状です。

一方で、市全体における既存の学校建物の状況についてもお話しなければなりません。
既に耐震工事や洋式トイレ、エアコン設備の導入は済んでいますが、市内小中学校の校舎老朽化対策が急務になっています。
既存の公立小中学校の校舎を手入れし、少しでも長く活用していこうという「学校長寿命化計画」を進めています。特に、外壁塗装改修については、公共施設の再配置や統廃合を含めた市内全体の最適化を目的とした「公共施設等個別施設計画」の中にも組み入れて検討を進めており、今年度は、専門家による各学校の損傷状況調査を進め、ランク付けして改修する順番を決定する予定です。

子ども達を育む学校環境について、今後も引き続き取り組んでまいります。

(追記)
この考察後、改めて詳しく経緯を確認した件についてこちらのブログで報告しました。

コロナ禍は、市内小・中学校の子ども達にも大きな負担を強いることになりました。
1学期の長期休校によって夏休みは大幅に短縮され、例年には無い真夏の学校生活を過ごすことになりましたが、私が市長就任時に公約として掲げていた「普通教室の早期エアコン完備」は、思いがけずコロナ禍の子ども達の学校生活を大きくサポートすることに結びつきました。

これは、服部市長が就任後にを進めた成果によるものであることをご存知ですか?  

今回は、令和元年度末に設置を完了したエアコンについてお話します。
現在、八千代市内にある公立小・中学校では、子ども達が過ごす普通教室すべてにエアコンが完備されています。実は、私が就任前に決定していたスケジュールどおりに進められていたならば、今年の真夏の学校生活にエアコンは間に合わなかったのです。
しかも、元案では「特別室、音楽室、図書室、校長室、応接室、職員室、事務室のエアコン設置率を令和2年度までに100%」という予定でしたから、子ども達が一番長く過ごす各学級スペース、いわゆる「普通教室」への設置は来年の令和3年度以降から順次設置を検討するという状況だったのです。
これでは年々厳しくなる酷暑への対策としてあまりに機を逸しています。
そもそも学校のエアコン設置は、子ども達の教育環境の整備の観点から、普通教室のエアコン設置を最優先に進めるべきです。
私は就任後、導入スケジュールの見直しを行い、元の予定と並行して普通教室にも設置すること、さらに予定より2年前倒しで完了するように大幅修正を断行しました。この変更が功を奏し、令和2年3月末までには全ての小中学校への導入が完了しておりましたので、コロナ禍で生じた異例の事態にも、無事に対応することが出来ました。

余談ですが、エアコンだけではなく各校への洋式トイレ完備も完了間近です。
本来であればこの夏休み中に、改修を予定していた3校が終了すれば市内全小・中学校の「普通教室周辺にある各階のトイレ内への、洋式トイレ設置(最低1カ所)」が実現する予定だったのですが、コロナにより工事が延期となってしまいました。
こちらについても、令和3年度には導入完了の見通しです。

「八千代市一番宣言の会」からリーフが発行されましたので、ご紹介します。

(以下、 「八千代市一番宣言の会」より)
間に合った!エアコンが子ども達の熱中症予防に
市内小中学校の普通教室へのエアコン完備、ICT教育機器整備の前倒し判断が、新型コロナウイルスによる異例の状況にいち早く対応できることにつながりました!

(表面)
チラシ_おもて2020-09-20

(外面)
チラシ_うら2020-09-20

昨年2019年12月、文科省では「GIGAスクール構想」の実現に向けて、児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するための経費が予算案に組み込まれました。
この補正予算は、
●児童生徒3人に1台という地方財政措置で講じた ICT 環境整備に取り組んできた自治体
●これから着実に整備に取り組もうとする自治体
が対象となっており、1人1台端末とクラウド活用、それらに必要な高速通信ネットワーク環境の実現を目指すものです。

さて、八千代市では既に2018年にICT教育の環境整備に取り組んでいます。
具体的には、こちらのサイトで導入例として紹介されています。

(株式会社バッファローホームページより)
「市内小・中学校33校に「すぐに・確実につながる」通信環境を。1,020台の無線LANアクセスポイントを一斉導入した千葉県八千代市教育委員会の無線LAN導入事例」
https://www.buffalo.jp/biz/jirei/detail/education-yachiyo.html


本来の目的は、パソコン端末は社会のあらゆるシーンで当たり前のように利用されており、もはや筆記用具同然のものである中、子ども達の可能性を広げる場所である学校でICT(情報通信技術)を適切且つ安全に使いこなし、ネットリテラシーなどの情報活用能力を育むということにありました。
しかしながら、今回新型コロナウイルスが蔓延したことで、環境を整えることはもちろんのこと、それを活用した授業へのニーズが高まっています。

こうした準備を進めることは、新型コロナウイルスのみならず、今後インフルエンザによる学級閉鎖など、平常時のような学校教育が受けられないさまざまなシーンで活用が期待できます。
不登校対策にも、おおいに活用できるのではないでしょうか。

さて今回、9月議会の議案のひとつとしてGIGA構想に関する提案をさせていただきました。「公立学校情報機器整備事業」という名称です。
 GIGAスクール構想の実現に向け「児童生徒1人1台端末の整備」を行い、ICTを活用して新型コロナウイルス感染症による学校休業などが生じても、全ての子ども達が学びを継続できる環境の整備を図りたいと考えています。
また、導入初期に係る業務(マニュアル作り、導入研修、導入初期操作サポート等)を行う体制を整備するため、GIGAスクールサポーター分の予算確保も組み入れています。
※実施はまだ未確定です。議会で承認が得られなければ施行できませんのでご了承ください。

現状では3~5人で1台を使用する割合でしかタブレット型パソコンの準備が整っておりませんが、今後1人1台が実現できれば、(今は各ご家庭の機器に頼っている状態ですが)自宅に持ち帰り双方向授業に使える可能性も見えてきます。
とはいえ、今はかなり高いセキュリティがかかっていて、学校内でのみ使用できる状態になっていますので、環境が整い次第、実運用に即したセキュリティの緩和なども検討する必要があります。

今後も学校と市教育委員会と連携を図り、子ども達の学習環境の確保に努めてまいります。

※補足
他にも、八千代市のICT教育について導入例が紹介されています。

(株式会社 ガイアエデュケーションホームページより)
https://www.gaia-edu.co.jp/active_learning/time_to_activate/yachiyo_ed/index.html


(富士通ホームページより)
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/education/school/case-studies/yachiyo-eowada/index.html


(参考)
文科省「GIGAスクール構想の実現について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

子どもたちが遊べる場所として、身近にあるのが公園です。
八千代市には、八千代総合運動公園や萱田地区公園、黒沢池近隣公園といった規模の大きな公園のほか、住宅街の中にある比較的規模の小さな公園などを合わせると350を超える公園があります。
さて、今回は公園についてTwitterで次のコメントを頂きましたので、本市の公園計画についてお話したいと思います。


まずは、公園でのボールあそびについてです。
八千代市の条例には、ボール遊びを禁止する具体的な規定はありません。しかしながら、遊びの仕方によっては他の利用者への妨げになったり、けがをさせてしまう恐れがあることも事実です。公園が道路に面している場合、遊び方によってはボールの飛び出しも懸念されます。
そこで、スポーツの杜公園や桑納川公園グラウンドなど、球技スポーツとして楽しむことが可能な環境が整っている一部の公園を除いて、「危険なボール遊び」を禁止しています(各公園にも、「危険なボール遊びは禁止」である旨の注意看板を設置しています)。 
危険なボール遊びの具体例としては、硬いボールや金属バットを使用した野球は安全確保が難しいので禁止しています。やや曖昧な表現に思われるかもしれませんが、状況に応じて危険かどうかの基準が変わりますのでご理解いただければ幸いです。

とは言え、ボール遊び自体を全面的に禁止しているわけではなく「危険でなければボールで遊んでも大丈夫」です。市内にはさまざまな形状の公園がありますので、ぜひ広場などで利用者同士で配慮しながら、ボールを取り入れた遊びも楽しんでください。

ちなみに、チームに所属などしていなくても、予約をしていただければ思い切り友達同士などでサッカーや野球などを楽しむためにグラウンドを使用することができる公園がいくつかあります。一例を挙げておきます。
(スポーツの杜公園)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page000036.html

(桑納川公園グラウンド)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page000064.html

(総合グラウンド)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/101102/page100072.html

※補足
公園の管理運営を効率的・効果的に行い、市民サービスの向上と経費の削減を目的として、八千代市では2019年4月から市内11カ所の公園で指定管理者による管理を行っています。
11カ所の公園の特長をまとめたホームページも、指定管理者によって作られています。
(八千代市指定管理公園一覧)
https://yachiyo-park.jp/introduction/
八千代市指定管理公園一覧画面

ボール遊びのほか、よくあるご質問の中には「子どもの自転車練習のために、公園を使ってはいけないのか?」という内容もお見かけします。これについて、原則的には公園内の自転車の乗り入れ・通行は禁止となっていますが、子ども達の自転車の練習に関しては、保護者の方の付き添いがあった上で、他の利用者の迷惑にならない範囲であれば許容できるものとしています。

ボール遊びにしても、自転車練習にしても、どちらも子ども達にとって大切な機会です。
基本的には「他の利用者に迷惑がかからないかどうか?」という点でご判断いただき、譲り合いの精神で上手に公園をご利用いただければ幸いです。市としましても、何かトラブルがあるようでしたら都度対応していきますので、公園緑地課までご相談ください。

余談ですが、2020年4月から八千代総合運動公園内の新川大橋下にスケートボードができる敷地が出来たのをご存知ですか?
ぜひこちらもご活用ください。
(八千代総合運動公園スケートボード広場)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page100099.html
スケートボード


続きまして、公園の遊具についてもお話したいと思います。
公園には、滑り台やブランコ、砂場などの遊具を配置しています。
老朽化などの理由で撤去されるケースも多々ありましたが、市内に現存する遊具は1,000を超えており、一度撤去しても自治会を通じて住民の皆さんに希望する遊具を調査のうえ新規に配置したり、また住宅整備によって公園を新規追加することなどで、遊具の数は年々増加しています。

小さなお子さんに人気の大型複合遊具も、市内にはいくつかあります。
代表的なものでは、黒沢池近隣公園の大蛇を模した遊具が人気で、長いすべり台などを目当てに週末などは多くの家族連れをお見かけします。
(黒沢池近隣公園)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page100034.html
黒沢池

また、新たな公園として、緑が丘西地区に「西部近隣公園」を令和4年度供用開始を目指して整備しています。こちらにも大型複合遊具を設置する予定ですので、完成したらぜひご利用ください。


さて、こうした公園や緑地の運用については、「八千代市緑の基本計画」にもとづいて進めています。八千代市が将来にわたって緑豊かな自然を保てるように、緑地の保全や都市緑化の推進計画を定めたり、新しい住宅街が出来るなど利用者の状況に合わせて公園緑地の適切な配置や維持管理の方向性を示しています。
平成15年3月に定められた基本計画でしたが、八千代市の緑の状況や都市緑地法の改正、市民意識の変化など、緑を取り巻く情勢が大きく変化してきたことから、緑豊かなまちづくりをさらに発展させるため、平成30年3月に八千代市緑の基本計画を改定しています。
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page000022.html
(緑の将来構造図/八千代市緑の基本計画(改定版)より)
緑の計画図

この基本計画の中で、公園に関することは「基本方針3 公園・緑地の整備」で触れており、市民に愛される公園・緑地の適切な維持管理に努め、多様化する市民のニーズに合わせるための再整備を進めることを謳っています。
基本方針3の項目
※表の右端の数字は施策番号です。

八千代市と一口で言っても、地域によって優先して取り組むべき内容が随分と異なりますので、市内を7つ(八千代台、勝田台、高津・緑が丘、大和田、村上、睦、阿蘇)の地域に分けて、それぞれの特徴に合わせて施策をまとめています。
(地域の視点からみた緑の施策)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000087902.pdf

公園の不足という観点から、特に高津・緑が丘地域についてはその傾向が見られます。
この地域については、緑が丘周辺は大規模店舗や高層マンションが立ち並んでいるうえ、「西八千代北部特定土地区画整理事業」によって、北部は更なる人口増加が見込まれている地域です。一方で、街区公園1公園あたりの面積が、標準の1/3程度と小さな規模であることが課題として挙げられていました。
北東部近隣公園、南部近隣公園、そして西部近隣公園という緑が丘の新たな公園スポットを、地域住民の皆さんにご活用いただければと思っています。


今回は公園・緑地についてのみ触れましたが、そのほかにも八千代市に残る豊かな自然を守り育て、多種多様な生物が引き続き生息・生育できる環境に配慮するための施策なども計画しています。
この機会に、ぜひ本市の他の取り組みについてもご覧になってみてください。
(八千代市緑の基本計画/第5章)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000087901.pdf
基本方針全体

参考/
八千代市ホームページ/八千代市緑の基本計画(改定版)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/142500/page000022.html

八千代市の公園・スポーツ施設
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/town/category00000320.html

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