八千代市政を考えるブログ

千葉県八千代市では、今どんなことが問題になっているのでしょうか?
身近な疑問、改善できそうなこと、千葉県から見た八千代市など、さまざまな角度から考えてみました。

八千代市長(2017.5月就任)のはっとり友則です。
現在取り組んでいる政策、進捗状況なども併せてご報告していきます。

カテゴリ:子育て支援 > 仕事と子育て両立支援

学童保育所の整備状況について報告します。
まずは、定員増加に向けた取り組みです。
市長就任直前の平成29年4月時点の学童保育所の状況は、入所児童数1,278名で待機児童数が111名おりましたが、3年間で合計260名分の定員増加(令和2年4月時点)を実現しました。
学童2020.4表
【内訳】
・移転6カ所(計105名定員増)
・新設2カ所(計70名定員増)
・教室拡充等の対応(計85名定員増)

【入所児童数の変化】
平成29年4月:1,278名 ※就任直前
令和2年4月:1,555名
⇒277名利用者アップ

市内で保育園利用者が増加しているように、学童保育所についても年々ニーズが高まっています。地域差もあり、まだまだニーズのほうが上回っており定員が不足している学区も見られます。特に大和田地区は不十分です。現在、大和田小敷地内に、学童保育所を新設工事中ですが、状況を見ながら他の地域についても更なる取り組みを進めていきたいと考えています。

次に、学童保育所の立地改善に関する取り組みです。
従来は複数の学校から1か所の学童へ集めていたり、学校外に用意された施設を利用するケースが多かったのですが、児童だけでの移動は危険が伴います。学校の敷地内であればより安全・安心であるという考えのもと、施設老朽化のための移転や定員増加を図った新設の際は「学校敷地内に学童保育所を整備する」方針としました。
こちらについても順次対応を進めてまいります。

先日ある保育園の園長先生とお話した際に、衝撃と怒りを感じブログを投稿することとしました。
その内容は市内の9社会福祉法人と4認可外保育園が協議の上、平成29年度9200万の予算要求に対し399万しか措置されないとのこと。
金額ベースもさることながら、待機児童を減らす為の措置をほぼ全額カット保育士確保が至上命令下で八千代市独自の加算である処遇改善が全く図られていないのは大問題です。事実昨年から保育園のパートさんが市外に流出しているそうです。

八千代市の保育行政が待機児童ゼロはもちろん、その解消に向けた取り組みを一切しないということは許せません

待機児童解消には、幼稚園における預かり保育の充実が有効であると考えてますが、幼稚園に入れない児童に対しては行政が責任を負うべきで、保育現場の努力を認めない八千代市の保育行政は間違っていると断ぜざるを得ません。

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