八千代市も他自治体と同じく、ワクチン接種を希望する高齢者の早期接種完了に向けた努力をする旨を国へ回答しており、そのためには7月10日までに1回目の接種を完了させなければなりません。本市では、次回コールセンターやWEBでの予約受付(6月14日頃を予定)までに高齢者接種の終了の見通しをつけるという方針のもと計画案を策定し取り組みを進めています。

今回は、本市の現況報告と、主に接種能力向上に関する改善案についてお話します。
※あくまで計画案であり、努力目標であることをご承知置き下さい。

・ワクチン接種の予約状況
八千代市の65歳以上の人口は約53,000人です。
そのうち、WEBやコールセンターから受付した5月6日~、20日~の予約人数は約15,000人です。また、接種済の対象者約3,300人を差し引いて、残り約35,000人。
ここからさらに、5月20日以降の個別接種の予約受付分(約11,000人)を差し引いた約24,000人が5/25時点でまだ予約受付が出来ていない人数となります。
この約24,000人分が、7月10日までの接種枠の確保を目指す人数ということになります。

・ワクチン接種能力と予測数
ワクチンの供給スケジュールは先日Twitterでもお伝えした通り順調に予定されています。
ワクチン供給スケジュール2021-05-28
(八千代市ホームページより)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/63500/page100400.html

しかしながら、1日あたりの接種可能回数を増やさなければ(いくらワクチンを供給できても)接種枠を増やすことができません。そのため、本市では現在「ワクチン接種能力の向上」に注力しています。
5月17日から八千代市でも本格的にワクチン接種が始まりましたが、5月24日までの1週間のワクチン接種数をもとに算出したワクチン接種能力が次のとおりです。
現状は、
【個別接種】3,305回/週
【集団接種】2,160回/週
合計 5,465回/週

これを目標どおり到達させるためには、以下のように改善しなければなりません。
【個別接種】(目標)6,300回/週
【集団接種】(目標)3,360回/週
⇒合計(目標)9,660回/週


この目標のために、
①集団接種の稼働率を高める
②個別医療機関への接種枠の増設(既に個別接種している医療機関への接種枠増設要請・新規医療機関への要請)
の実現に向けて、医療従事者の確保や医療機関への要請なども含めて関係職員とともに全力で進めているところです。市民の皆様には、事前案内や予約受付の対応で多くのご迷惑をお掛けしており大変恐縮ではございますが、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。