今回は、寒さが厳しくなってきた冬場の小中学校でのコロナ対策についてお話します。
市内小中学校では、暖房器具としてエアコンを使っているものの、新型コロナウイルス感染対策のために窓を開けて換気をしているために、例年に比べて寒さを感じる状態となっています。

Twitterにこのようなコメントが寄せられましたのでご紹介します。



各教室の状況に応じて、より高い温度設定に変えられれば寒さが緩和されるのではないか?というご指摘です。
これについて確認しました。

温度設定について
暖かい空気は、冷たいほう流れる性質があります。このことから、窓を開けた状態でエアコンの設定温度を高くしたとしても、暖かい空気は冷たい外へ出てしまいます。また、窓を開けた状態でエアコンの設定温度を高くして運用を続けてしまうと、エアコンに高い負荷がかかって故障の原因になる可能性があるということです。
「エアコンとガスストーブを併用するのはどうか?」というお話についても、上の理由から解決策とはなりません。ちなみに、近隣市の状況も確認しましたが、エアコンとストーブを併用している市はありませんでした。

文科省からは「寒さが厳しく常時換気が難しい場合には 30 分に1回以上、少な くとも休み時間ごとに窓を全開にする」という指導がなされています。
温度設定を上げることでは換気と保温の両立が解決できないため、こうした運用の工夫のほか、暖かい服装や上着などでの体調管理をお願いします。

なお、先日ニュースで、小中学校での防寒具について話題になっている記事を見かけましたが、八千代市では服装についても柔軟に対応するよう教育委員会から各学校へ連絡しています。



空気の乾燥対策について(保湿)
「エアコンで空気が乾燥してしまうのではないか?」というご心配もあるかと思います。
実際にこちらのコメントも頂きました。

『ガスストーブは、燃焼で幾分か加湿効果があるけど、エアコンは湿度が下がります。
普通教室だけでも、加湿器を設置してください。教員の持ち出しやPTA頼りではなくね!』
— 八 千代子 (@yatsuchiyoko)
https://twitter.com/yatsuchiyoko/status/1341589219240595458

加湿器に関しては、各学校のコロナ対策費予算で購入することが出来ます。
ご心配されているような、教員や保護者にご負担いただく必要はありません。
各学校には「湿度は40%が目安」という基準は伝えてありますが、コロナ対策費をどのように使用するかは学校長判断となっています。
現状では、各教室すべてに設置している学校や、保健室のみに設置している学校、また購入を予定していても需要がひっ迫しているためにまだ購入できていない学校もあります。


八千代市内の小中学校は、今日から冬休みに入りました。
懸念されていた授業の遅れも、9月以降に数回行われてきた土曜授業や、日々工夫されたやりくりによって解消の見込みであると聞いています。児童生徒の皆さんや先生方も、このコロナ禍で大変なご苦労をされた2学期だったと思います。ぜひ年末年始はゆっくりとお家で体を休めてお過ごしください。

(参考)
文科省/学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.12.3 Ver.5)
https://www.mext.go.jp/content/20201203-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf