先日、八千代市の子育て行政についてTwitterで方針をお伝えしたとき、多くの皆さんからご意見が寄せられておりました。その中で、「市民を集めて声を聞いても、ただ会を開いただけで終わっているのではいか?」とご不安に思われているお話をお見掛けしました。
今回は、こうした皆さんを集めてのワークショップをどのように生かしているのか?についてお話したいと思います(子育て行政についても、後日お話します)。
現在、八千代市では、令和3年度から始まるあたらしいまちづくりの指針となる「八千代市第5次総合計画」を策定しています。これは、①基本構想 ②基本計画 ③実施計画 という3層の構成です。
①基本構想
これは、長期的な視点から八千代市のまちづくりを進める上での基本理念と将来像を示すもので、将来像の実現に向けた施策の大綱となるものです。
「八千代市第5次基本構想」の素案を作成するにあたっては、八千代市が目指す未来のまちの姿をイメージする必要があります。そこで皆さんがどのような未来図を描いているのか、その方向性をワークショップやワールドカフェ、そして市民意識調査などを通して寄せられたご意見を参考にさせていただきました。ちなみに、(Twitterでご意見を拝見した)けんじさんがご参加くださったのは、このワークショップではないかと思われます。
ワークショップ
「あなたが考える八千代らしさとは?」・「八千代市の目指すまちはどんなまちか考えよう!」の2つのテーマで、小学校区ごとでワークショップを開催しました。

ワールドカフェ
カフェのようなリラックスした雰囲気でグループに分かれて意見交換を行う手法です。グループ別に6つのテーマから選び、話し合いながら意見やアイデアを出していただきました。

八千代市市民意識調査
市民の方々が市政に対してどのような意識を持っているか、市政全般にわたる考えを広く伺い、その意向を計画策定に反映させるとともに、市政運営や政策立案の基礎資料とすることを目的として実施しているものです。
(例)

市長と秀明大学学生との意見交換会
これからの時代を担う若者の意見を直接聞くことを目的として、「八千代市が若者に選ばれるまちになるためには?」をテーマに、秀明大学の学生5人との意見交換会を開催しました。

さまざまな角度からご意見を頂いた結果を市役所でまとめて、後日ホームページで皆さんへ報告しています。
(各取り組みのまとめ報告)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/11000/page100001_00005.html
こうして皆さんから集めた声をもとに、基本構想の素案を策定しました。
八千代市が目指す未来の姿(=基本的目標としての将来都市像)は、「人がつながり 未来につなぐ 緑豊かな 笑顔あふれるまち やちよ」です。
これには、
●人と人とのふれあいだけでなく、行政と地域の様々な団体との交流や連携によって市民の誰もが孤立しないまち
●先人たちがこれまで築いてきた歴史や文化、豊かな自然環境、そして活気あふれる産業を次世代へ継承しながら持続するまち
●喜びや希望、活気を連想させ、安心して明るく暮らせるまち
という思いが込められています。
この思いのもと、「将来都市像を実現するための5つの柱」を基本目標とし、それぞれより具体的な方向性を設定しました。現在ホームページで、この基本構想の素案を公開し、パブリックコメントの募集をしているところです。寄せられたご意見、そして(諮問機関である)八千代市総合計画審議会の答申を踏まえてさらに内容をブラッシュアップし、今年度の12月議会に上程する予定です。
(八千代市第5次基本構想(素案)への意見募集)
【期間】令和2年8月3日(月)から令和2年9月3日(木)まで
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21800/page100260.html
恐らく、今回のワークショップが「ぼんやりしている」と感じられたのは、総合計画の土台となる①基本構想について作成するためのものだったからだと思われます。
具体的にはどうするのか?といったビジョンについては、次の②基本計画(限られた資源を最大限活用し、まちづくりを着実に推進していくため重点的に実施する施策)の中で整理し、
・現況と課題の整理
・基本方針、指針
を設定しながら、計画を確実に進めていくための実効性を確保していく考えです。
さらにその後、③実施計画の中で、基本計画で定めた施策を効果的に実施するための具体的な事業を明らかにしていき、実現に向けた体制の整備や財源の裏付けを伴う市政の具体的な計画をしていきます。
今回は、第5次基本構想についてを例にお話しましたが、八千代市では他事業に関しても、市民の皆さんの声をお伺いする機会を広く持ち、行政に反映していく努力をしています。
とはいえ、令和2年3月にまとめた市民意識調査を拝見すると
<市の事業やイベントなどの情報を得る手段は?>
⇒広報やちよ 76.1 %
⇒市のホームページ 17.4 %
⇒市のツイッター(やっちツイッターを含む) 3.3 %
⇒市長との対話や市の会議等 0.1 %
<今後取り組んでほしい市の情報は?>
⇒広報やちよの配布の充実 48.8 %
⇒携帯電話への情報提供の充実(情報メールの配信等) 30.8 %
⇒インターネット(ホームページ)やツイッターによる情報の充実 39.1 %
<市の課題を市民と一体となって解決するために必要なことは?>
⇒情報公開(制度)の充実 20.9 %
⇒市役所が行っている施策や事業内容のPR 21.4 %
⇒市民の立場から見て市の抱えている課題を市民が理解しやすい仕組みをつくる 48.7 %
という結果となっていましたので、こうした皆さんのニーズに応えられるよう、今後も私のツイッターで出来る限り情報提供したり、皆さんからの声をお伺いする機会を作っていきたいと考えています。
(ご参考)
八千代市第5次総合計画策定基本方針
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000112852.pdf
市の企画課?が主催した八千代市の今後を話す懇談会に昨年度出ましたが、ただやってる。というポーズだけで、実際の進行をした会社も適当にやってる感がありありでした。
— けんじ (@kenji_yama) August 2, 2020
たぶん、明確なビジョンなり目標はなく、行き当たりばったりの考えしかないかと(´Д` )
今回は、こうした皆さんを集めてのワークショップをどのように生かしているのか?についてお話したいと思います(子育て行政についても、後日お話します)。
現在、八千代市では、令和3年度から始まるあたらしいまちづくりの指針となる「八千代市第5次総合計画」を策定しています。これは、①基本構想 ②基本計画 ③実施計画 という3層の構成です。
①基本構想
これは、長期的な視点から八千代市のまちづくりを進める上での基本理念と将来像を示すもので、将来像の実現に向けた施策の大綱となるものです。
「八千代市第5次基本構想」の素案を作成するにあたっては、八千代市が目指す未来のまちの姿をイメージする必要があります。そこで皆さんがどのような未来図を描いているのか、その方向性をワークショップやワールドカフェ、そして市民意識調査などを通して寄せられたご意見を参考にさせていただきました。ちなみに、(Twitterでご意見を拝見した)けんじさんがご参加くださったのは、このワークショップではないかと思われます。
ワークショップ
「あなたが考える八千代らしさとは?」・「八千代市の目指すまちはどんなまちか考えよう!」の2つのテーマで、小学校区ごとでワークショップを開催しました。

ワールドカフェ
カフェのようなリラックスした雰囲気でグループに分かれて意見交換を行う手法です。グループ別に6つのテーマから選び、話し合いながら意見やアイデアを出していただきました。

八千代市市民意識調査
市民の方々が市政に対してどのような意識を持っているか、市政全般にわたる考えを広く伺い、その意向を計画策定に反映させるとともに、市政運営や政策立案の基礎資料とすることを目的として実施しているものです。
(例)

市長と秀明大学学生との意見交換会
これからの時代を担う若者の意見を直接聞くことを目的として、「八千代市が若者に選ばれるまちになるためには?」をテーマに、秀明大学の学生5人との意見交換会を開催しました。

さまざまな角度からご意見を頂いた結果を市役所でまとめて、後日ホームページで皆さんへ報告しています。
(各取り組みのまとめ報告)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/11000/page100001_00005.html
こうして皆さんから集めた声をもとに、基本構想の素案を策定しました。
八千代市が目指す未来の姿(=基本的目標としての将来都市像)は、「人がつながり 未来につなぐ 緑豊かな 笑顔あふれるまち やちよ」です。
これには、
●人と人とのふれあいだけでなく、行政と地域の様々な団体との交流や連携によって市民の誰もが孤立しないまち
●先人たちがこれまで築いてきた歴史や文化、豊かな自然環境、そして活気あふれる産業を次世代へ継承しながら持続するまち
●喜びや希望、活気を連想させ、安心して明るく暮らせるまち
という思いが込められています。
この思いのもと、「将来都市像を実現するための5つの柱」を基本目標とし、それぞれより具体的な方向性を設定しました。現在ホームページで、この基本構想の素案を公開し、パブリックコメントの募集をしているところです。寄せられたご意見、そして(諮問機関である)八千代市総合計画審議会の答申を踏まえてさらに内容をブラッシュアップし、今年度の12月議会に上程する予定です。
(八千代市第5次基本構想(素案)への意見募集)
【期間】令和2年8月3日(月)から令和2年9月3日(木)まで
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21800/page100260.html
恐らく、今回のワークショップが「ぼんやりしている」と感じられたのは、総合計画の土台となる①基本構想について作成するためのものだったからだと思われます。
具体的にはどうするのか?といったビジョンについては、次の②基本計画(限られた資源を最大限活用し、まちづくりを着実に推進していくため重点的に実施する施策)の中で整理し、
・現況と課題の整理
・基本方針、指針
を設定しながら、計画を確実に進めていくための実効性を確保していく考えです。
さらにその後、③実施計画の中で、基本計画で定めた施策を効果的に実施するための具体的な事業を明らかにしていき、実現に向けた体制の整備や財源の裏付けを伴う市政の具体的な計画をしていきます。
今回は、第5次基本構想についてを例にお話しましたが、八千代市では他事業に関しても、市民の皆さんの声をお伺いする機会を広く持ち、行政に反映していく努力をしています。
とはいえ、令和2年3月にまとめた市民意識調査を拝見すると
<市の事業やイベントなどの情報を得る手段は?>
⇒広報やちよ 76.1 %
⇒市のホームページ 17.4 %
⇒市のツイッター(やっちツイッターを含む) 3.3 %
⇒市長との対話や市の会議等 0.1 %
<今後取り組んでほしい市の情報は?>
⇒広報やちよの配布の充実 48.8 %
⇒携帯電話への情報提供の充実(情報メールの配信等) 30.8 %
⇒インターネット(ホームページ)やツイッターによる情報の充実 39.1 %
<市の課題を市民と一体となって解決するために必要なことは?>
⇒情報公開(制度)の充実 20.9 %
⇒市役所が行っている施策や事業内容のPR 21.4 %
⇒市民の立場から見て市の抱えている課題を市民が理解しやすい仕組みをつくる 48.7 %
という結果となっていましたので、こうした皆さんのニーズに応えられるよう、今後も私のツイッターで出来る限り情報提供したり、皆さんからの声をお伺いする機会を作っていきたいと考えています。
(ご参考)
八千代市第5次総合計画策定基本方針
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000112852.pdf